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園長ブログ

2018.11.10

立腰(りつよう)・すくっと座りなおします(笑)

7rules of staffs (スタッフ心得7か条)の中の

Practicing Ritsuyo (立腰の実践)に関して

今回も書きます。

 

園舎の教室にはってある一枚の

かわいらしいタッチで描かれたポスターがあります。

この絵はよくできているのですが、

その絵は先生がいて、園児たちに絵本の読み聞かせを

しています。

園児たちはいろんな姿勢で聞いています。

体を横に傾けている子や、

前にある机にうっぷして聞いている子もいれば、

足をブラブラさせながら、

頬づえ付いている子までいます。

そして、腰骨を立てて綺麗な姿勢で座っている

子もいます。

 

教室の絵の横に、姿勢が悪いこと姿勢のいい子の

横から見た断面図があります。

姿勢の悪い子のそれは、グヌュっと曲がった背骨と

その前にある胃や小腸や大腸などが

圧迫されて、

苦しそうな顔でひしめき合っている絵です。

姿勢のいい子の断面図には、

まっすぐ伸びた背骨と

ニコニコ顔の内臓ちゃんたちが描かれています。

 

当園で姿勢悪く座っている子がいれば、

絵のその部分を指さして見させてあげるだけで、

すくっと姿勢がよくなります(笑)。

 

子ども達は素直ですし、真似をするもの好きですから、

どの子も、立腰の姿勢で座わり直します。

 

このような指導を園児にしている私たちスタッフも

いいお手本になれるよう立腰(りつよう)を心掛けているわけです。

 

 

2018.11.03

立腰(りつよう)・ウットリするほど美しい座り姿

みなさん、こんにちは。

私の遅筆により、ブログ更新が遅くなりすいません。

 

今日は「スタッフ心得7か条」の中の、第6

立腰の実践

Practicing Ritsuyo (straight posture)

を紹介します。

 

そもそも「立腰」という言葉じたい、なじみがない方も多いようで

漢字だけ見ると、どう読むんですか?

「たてごし」でいいんですか?

などの質問を受けることがこれまでありました。

読み方は「りつよう」で、

腰を立てる、腰骨を立てるという事を意味します。

 

この「立腰」とは、知る人ぞ知る教育哲学者 森信三先生が

提唱された「しつけ3原則」と並ぶ大切な教育実践です。

小さいうち=ツのつく九つ(ココノツ)の歳までに

少なくとも「立腰」と「しつけ三原則」さえ、しっかり実践させておけば、

ただ覚えるよりも自分でものを考えるのが好きになる年頃や

思春期などの、小学校高学年や中学・高校生時代に

非行や親不孝など、仮に大きく道を踏み外してしまっても、

成人する年の頃には必ずまっとうな人間にもどるようになると

言われている教育実践の一つです。

 

立腰、すなわち腰骨を立てて座ることにより、

心と体を統一させ、意志力・集中力と性根の土台を築く

と森先生は著書に書かれています。

そして

しつけ三原則は、

一つ 自分からの挨拶(明るい人間関係をつくるために)

二つ ハイという返事(相手の話を素直に聞く心の構えをつくるために)

三つ はきもの揃(そろ)えと椅子入れ(締りと美意識を養うために)

というものです。

 

立腰 と しつけ三原則は、

私たちオブリージュインターナショナル幼稚舎の

具体的教育目標の一つでもありまして、

次回のブログでもう少しいろいろと

述べさせて頂きたいと思います。

実際に行っている具体的な園での指導とからめて

できれば書きたいと思いますので、

どうぞお楽しみに!!

 

 

 

2018.10.27

目線を合わせて話す

こんにちは。

今、ご紹介している「スタッフ心得7か条」の

第5は、

 

目線を合わせて話す(相手の存在を認める)

Look into the eyes of kids, staff, guests and parents when talking to them.

 

というものです。

 

「あの人は私と会った時、目も合わさなかった」

そんなセリフをふっと今思い出しましたが、

このワンセンテンスにも

目を合わすことの重要性があるように感じます。

せっかく話しかけても、たとえば相手がケイタイばかりいじって、

ただうなずいているだけなら、

さみしい気持ちになるのではないですか。

こちらのことをあまり大事に思っていないのかなと感じるでしょう。

ずっと視線を外して話されれば、

後ろめたいことがあるのかとか、自分を軽くとらえられているのかと

感じることもありますよね。

 

こんなことを偉そうに書いている私ですが、

実は相手の目を見て話すのが、苦手だったりやれてないことも

あったりしてきた人生でした。

 

そうした私自身へのいましめにもなっているのが、

この第5条なのです。

 

私たちは、

相手を避けていたり嫌いだったり、認めたくなかったりすると

おのずと目を合わさなくもなりますよね。

だけど職場では、チームの連携が必要な時もあるでしょう。

そこが弱いと、仕事の質も低いものになることがあります。

目線を合わせて話すことは、相手の存在を認めることになります。

それは、チーム力強化の第1歩ともなるのではないでしょうか。

 

 

 

2018.10.19

挨拶を自分から先に

秋晴れの今日、日差しがここちよいですね。

 

今回は、「スタッフ心得7か条」の第4条について書きます。

 

4、笑顔で明るい挨拶を自分から先に (スタッフへも、保護者へも)

4)Greet your fellow staff, parents with a smile and cheerful attitude.

 

これも第3条と同様、園児に指導している「園児心得」の中の

 

自分からあいさつしよう。 Without a reminder,let’s all greet.

 

に対応する条文です。

 

挨拶(あいさつ)は、マナーの上で常識ですが、

そんなあたりまえな事でさえ、

軽視したりおろそかにしてしまうのが人間です。

それがゆえに時として人間関係まで、

おかしくしてしまう事があるのも人間です。

 

自然にできるものは「心得」にする必要がありません。

なんらかの努力の意志が要るものを「心得」にしています。

 

「笑顔で」も「明るい挨拶」もはじめは努力がいるものです。

いつもいつもそうできるとは限りませんが、

「笑顔で」というのも、作り笑いでまったくかまわないと思います。

 

もちろん、何かいいことがあって

自然に笑顔になって(ニヤニヤして)

明るく挨拶できることもあるでしょう。

しかしどの人の人生でも、いいことばかりが24時間起こるなんて

ありえないのではないでしょうか。

むしろ、面白くないことがあったとしても、それでも

笑顔をつくって挨拶できる人がすごい人だと思います。

そうした挨拶をしてもらった方も、

明るい気持ちになることでしょう。

 

時々ぶつかりあったり、いがみあったりするのも人間です。

好き同士だったり気が合うと思って結婚した二人にさえそんな

ことは起こるのですから、そうでない人達が職場やいろんな場所で

時にケンカになったり、気まずくなったりすることがあるのも、

世の中にはよくあることでしょう。

関係を悪くしないようにする努力ももちろん大事ですが、

そもそも不完全な人間同士がゆえに生まれる衝突が起こってしまった場合、

そのあとどうするが大切だと私は思います。

その第一歩が自分からの挨拶でしょう。

ひっかかりを感じる人へ挨拶をすることは努力がいることです。

この時は、笑顔でとか明るくとかは、いかないかもしれません。

ひどい場合顔を見るのも嫌かもしれません。

たとえそうでも、顔をそむけながらでも、

「おはようございます」や「こんにちは」と努めて言ってみる。

声も出せないようなら、軽く目礼だけでもする。

これが関係改善や状況打破の一歩になる。

私たちの人生をよりよいものにもする。

そう私は考えています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2018.10.17

オブリージュにあがったら一礼、帰る時にも一礼

こんにちは!

今回は、「スタッフ心得7か条」の第3条をお伝えします。

それは、

 

3、履物をぬいでオブリージュにあがったら一礼、

帰る時にも一礼

3)Remember to take your shoes off and bow after

you arrive and before you leave.

 

というものです。

 

実は当園には、「スタッフ心得7か条」だけでなく

園児のための「園児心得」があります。

これもいずれご紹介しますが、

その中の、

 

『 はきものを脱いで園にあがったら、

学びの場に一礼しよう。

Bow after taking your shoes off 』

帰る時も学びの場に向けて、礼をしよう。

Remenber to bow before you leave.

 

に対応するものが、「スタッフ心得7か条」の第3条

なのです。

 

柔道でも、相撲でも道場や土俵に入場するときは、

退場するときには

その場への敬意を表すために一礼します。

野球でも、球場への入退場の際、選手が一礼する姿は

よく見られます。

これには様々な意味があるのかもしれませんが、

自分を鍛錬してくれる場所へ礼をつくすという意味も

あるでしょう。

 

それはオブリージュの園児にとってもスタッフにとっても

同じなのです。

学びの場は、自分を練り磨き、自分をより魅力的に

成長させる場です。

先生や大人の真似をするのが大好きなのが幼児でも

ありますし、

先生がオブリージュに一礼している姿を見せるだけでも、

教育的効果はあります。

これはもちろん日本人スタッフだけでなく、

アメリカ人教師にも実践してもらっています。

その上で、スタッフは園児に対しこの「園児心得」の

指導にあたります。

 

当園の園児は1歳児から年長児まで皆、

靴を脱いでそろえた後は、

先生からのLet’s bow.(礼をしよう)の言葉を聞いて、

お辞儀して玄関や保育室に入っています。

その姿は、たいへん可愛らしくもありますよ。

 

 

2018.10.15

長所を認め伝え、反復指導で忍耐強く

こんにちは。

日中の気温も落ちつき過ごしやすい毎日が続いていますね。

 

今回は「スタッフ心得7か条」の第2を紹介します。それは、

 

2、園児の長所を認め伝えながら、反復指導で忍耐強く導く

2)Direct and lead patiently the kids recognizing and praising good points.

 

というものです。

 

報告にはうれしいものも、そうでないものも当然あるわけですが、

スタッフから○○君が言うことを聞いてくれなくて困っています、

というような報告や相談を受けた事がこれまで何度もあります。

 

まずはしっかり耳を傾けて話を聞いたうえで、

その対応となればその子に応じて個別にいろいろんな

ことを話しますが、

行きつく先が、心得の第2にある

その子の長所は何か、それを本人に伝えながら、

言うべきことを我慢強く何回も何回も伝えていく。

そういう事になるわけで、その時には

スタッフにもこの第2条を思い出してもらうように

話してきました。

園児も自分の良さをわかってくれる先生に言われることは、

おもしろくないことでも、受け入れ方が違ってくるのではないでしょうか。

 

また、伝え方の工夫はいろいろしていいわけですし、

投げる球はカーブやフォークなどの変化球でもストレートな直球でもよしです。

要はいろいろと試みる努力を重ねるべきですね。

何がいけないかというと、その過程であきらめてしまうことでしょう。

この子は指導を受け付けないと投げ出してしまう事です。

 

私たち大人も、子ども時代に耳にタコができるくらい繰り返し

親や先生から聴いたことは、

何としてでもわかってもらいたい大事なことだったわけですよね。

 

また同じことを伝えなきゃいけないのかと思えば、イライラする気持ちも

生まれますが、その思いをぐっとこらえ再び向かっていく気力を

よみがえらせてくれるのがこの心得です。

 

 

 

 

 

 

2018.10.13

英語保育5時間

園の通常コースは6時間保育です。

内訳は、朝から5時間の英語保育と午後2時からの日本語保育1時間です。

あまた幼稚園や保育園がある中、当園をわざわざ選んで頂いた大きな理由は、

やはり英語での保育にあるでしょう。

親御さんはお子さんの英語の習得を強く期待されていると思います。

 

よって英語時間については外国人教師はもちろん日本人スタっフからも

英語での言葉がけが基本です。

でも、保育上園児に危険がおこりそうな場合、

それを防ぐための日本語での指示はよしとしています。

また、はじめて言葉が出始める2歳児には、

それが日本語の場合、いきなり「No Japanese」と厳しく指摘するのは

英語指導としては悪くないかもしれませんが、その子の情緒へのかかわりとしては

いくぶん問題があると考えます。変なトラウマを残し英語だけでなく

言葉そのものの「障害児」を生んでもいけません。

 

そこで、やっと発せられた日本語は受け止めてあげつつも、

それは英語ではこれこれと言うんだよ、なになにと言ってごらんなどと

優しく伝えたりもしてもらっています。

また園児同士も遊びがヒートアップすれば

思わず日本語が飛び交う事もあります。

それをいかに上手く英語でのやり取りに導くかは、

先生の力量に関わると考えます。

これらの局面はスタッフの腕の見せ所なのです。

 

場面場面でのそうしたデリケートな対応の現状を踏まえながら、

指導のレベルを上げてもらうために

「スタッフ心得7か条」の第1は

 

1、英語保育・5時間内の園児への言葉がけは原則英語で行い、

園児双方の会話も英語環境になるよう工夫し導く

(親御さんの期待に応えるため)

1)Talking to kids in English during English nursery time(5 hours)

and lead, encourage the kids to equally converse in English.

(to live up to parent’s expectations)

 

という表現のものにしました。

 

ただ、年少児以上の子たちはルールの概念もわかるので、

2時までの「English only」は園生活のルールであることを

その意味も合わせて伝え、厳しく「No Japanese」の状態を作ってもらっています。

子ども達はたくましく、そうした環境で生活し育っています。

年中児の時までモジモジしていた子が、年長児の今イキイキと英語を使いながら

年下の子達のお世話をしている姿が見られているのです。

2018.10.12

「スタッフ心得7か条」の朝礼での唱和

幹部スタッフと一緒に作った「スタッフ心得7か条」は、全体会議で詳しく話し、

それに出れなかった他のスタッフには個別で伝え、

スタッフルームの皆が見える場所に大きく張り出していました。

新入スタッフにも紙を渡しながら伝えるようにしてきました。

 

唱和とは、一人がまず唱え、続いて他の多くの人たちが同じ言葉を唱えることですね。

この唱和自体、いろんな会社が朝礼などでやっていることは知っていましたが、

自分の会社でやることは、なにかスマートでない感じがし、ダサいような気恥ずかしいような

思いがありました。心のどこかに変な抵抗があってやろうと言いだせないで1年がすぎました。

それでも、思い切って先日から唱和をやり始めたのです。

 

ただ、まずは「スタッフ心得7か条」内容を知りたいという方も多いかもしれませんので、

唱和をはじめた大事なねらいなりについては後日書きます。

 

ともあれ、「スタッフ心得7か条」の第1は、以下のものです。

 

1、英語保育・5時間内の園児への言葉がけは原則英語で行い、

園児双方の会話も英語環境になるよう工夫し導く

(親御さんの期待に応えるため)

1)Talking to kids in English during English nursery time(5 hours)

and lead, encourage the kids to equally converse in English.

(to live up to parent’s expectations)

 

このような文面になった成長過程のデリケートな小さい園児への配慮などを

次回は書ければと思います。

 

 

 

2018.10.11

スタッフ心得7か条

実は、私どもオブリージュインターナショナル幼稚舎には、

「スタッフ心得7か条」というものがあります。

朝礼の時みんなで唱和することを、ある出来事をきっかけとして

先日からはじめています。

 

私たちオブリージュインターナショナル幼稚舎は、

英語幼稚園なので、

日本人の保育士以外にも、外国人教師もたくさんいます。

そこで、この「スタッフ心得7か条」も日本語と英語両方を作りました。

 

たとえば、出だしの

スタッフ心得7か条

(具体的教育目標の達成と園児心得を指導するため)

の英語対訳は、

7 rules of staffs

(to have kids accomplish concrete target of education

and to direct the rules set for them)

となります。

 

内容については、園長からの押し付けでは定着しないと

思い、幹部3人(私とアメリカ人教師と日本人保育士)で

何日も何日も話し合って作り、一般スタッフに伝えました。

 

第1か条から以下の文は、追ってこのブログですべて紹介します。

皆さん、楽しみにしていてください。

 

 

 

 

2018.10.10

園長ブログ 本格的にはじめます

こんにちは。

今日から園長ブログを本格的にスタートさせます。

 

オブリージュのホームページ・リニューアルにあわせて

園長ブログのページも新設したのですが、

他用にかまけて本格的に始められず、

今日までずるずるときてしまいました。

 

昨日ある方と会話する中で、

このままではいけないと心の片隅にあった思いに

ふんぎりと弾みをつけられました。

 

ブログらしく、つれづれなるままに、

批判を恐れず思いのたけを、折に触れて

書いていこうと思います。

 

オブリージュインターナショナル幼稚舎 園長

三林  浩行

 

 

 

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