2024.02.23
子どもは、とにかくかわいがってあげていい時期と
そうでない時期というのがあると私は考えています。
とにかく抱いてあげて撫でてあげて
言う事はなんでも聞いてあげての時期は、
自分の足で立って歩き出す前までだろうと。
2歳くらいで自力歩行できるようになる子が多いわけですが、
そうなると、
危ない場所も安全な場所もわからずに、
自分で歩いていくので、目を離せない。
ちゃんと危険な場所は伝え、やってはいけないことも言わなければいけない。
それが、教育の出発点ではないかと。
その年齢から、三つ四つ五つ・・・八つ九つまでの年の時は、
親や大人にかまってもらいたい時であり素直な時期。
席を立つ時にはさりげなくイスを入れる。
家に上がる時にもほとんど自然にクツをそろえる。
そうしたことが、しっかりと身についている人は、
ほとんど無意識にそれができてしまうものです。
しかし、その人も生まれたての赤ちゃんだった時からそれができていたわけはなく、
ある時期にしっかりとしつけられて、それができるようになったわけです。
それではそうした事をしつける最適な時期とはいつなのでしょうか。
私は、躾(しつけ)の最適な時期は
自分の足で歩くようになってから、
みっつ、よっつ、
いつつ、・・・・・・やっつ、ここのつ、という
つのつくうちと考えています。
2024.01.24
自分から挨拶するという事が身についていると
とても、有効なのが
心ならずもけんかをして、気まずくなった後などです。
意見の衝突やいがみ合いや喧嘩などは、
できればない状態で居たいものですが、
夫婦喧嘩、職場で同僚や上司・部下との衝突などなど
同環境で育つ兄弟でさえ喧嘩が起こるわけで、
違った環境で育った人間同士ならなおのこと起こることがあります。
しつけとは、し続けることによって身につくものです。
身についているとは、体で体得していることで、頭に中で理解している
だけの状態を超えています。
頭で理解だけの状態では、実行に躊躇が出たり、持続ができなかったりもします。
それは肝心な場面や要所ではなおのことそうなりがちです。
好き同士で結婚した夫婦でさえも、喧嘩をして気まずい関係になることは
あります。
しかし、その二人に自分から挨拶しないことに引っかかるような感覚があれば、
(すなわち自分からの挨拶が身についていれば)
喧嘩の後の朝、仮に目をそらしながらでも、挨拶はかわすでしょう。
そのように挨拶をお互いがする中で、
心をつなぎなおす糸口が見えてくるのです。
関係がぎくしゃくして、何日も何か月も口もきかないなどというおかしな状態は
生まれようがないのです。
それは家庭内だけでなく、
職場でもしかり、ご近所付き合いでもしかり、
町内会、子供会、ママ友付き合い、
幼稚園や学校関係などの付き合いもしかりでしょう。
自分からの挨拶が大事だという感覚は
人間関係にのぞましい効果を生みますし、
ひいては、究極的な対立や争い、戦争などさえ避けることにも
つながるのではと考えています。
2024.01.16
前回ここで書きましたしつけ三原則の一つ目が,
自分からの挨拶です。
これについて私は、園内で園児達に時々だずねることがあります。
「今日朝起きたときに、お母さんやお父さんにむかって
自分からおはようございます、と言った人は手を上げて」と。
言えた子は嬉しそうに手を上げますので、
「そうか、それでいいぞ」と頭をなでたりします。
そうでない子はうつむいてもじもじしているので、
「今日はできなかったかもしれないけれど、明日の朝はやってごらん。
きっとできるから」と言って頭をなでてあげます。
朝から14時過ぎまではAll English、No Japaneseの時間なので
その時間にたずねるときは私も英語で
「Please raise your hand if you said good morning to your mother or father
by yourself! ,after you got up in the morning.」
と言い、
手を上げた園児には
「Good job, Keep it up!」などと言い、
手が上がらない園児には、
「You couldn’t greet from you in this mornning,
but will be able to greet tomorrow’s morning.
You can do it.」と言って頭をなでると
園児は笑顔になります。
そして、翌日以降に同じ質問をすると
今度は手を上げたりするのです。
園ではそのようにしていますが、
ぜひお家でも,
お父さんやお母さんからこれを促して頂きたいと思います。
「つ」のつく九つまでの時期にのみそれができます。
10歳を超えると自我が目覚め、思春期になり
親から言われて何かすることに抵抗を持つようになります。
躾には、適齢期があると私は考えています。
それは、自分の足で立って歩けるようになる2つ(2歳)の頃から
九つ(9歳)の頃までの時期です。
その躾適齢期のお子さんを持つ親御さんは、
今が絶好の機会ですし、それを逃すと手後れになります。
そうしてお子さんに身についたその習慣・習性は、
年齢の成長とともに社会生活の中で
必ず武器になって役立ちます。
親御さん達の職場でも、自分からどんどん挨拶してくる新入スタッフと
こちらから声をかけなければ挨拶もしない新入スタッフでは
その後の伸びと成長に大きな開きが
出ていくことに気がつかれていると思います。
お子さんのためを思えばこそです。
どうか頑張ってください。
2024.01.08
「何が起こったかではなく、それにどう反応するかが大切だ」
この言葉は、エピティトス(Epictetus、エピクテトスとも表記)が
2000年前に言った言葉ですが、
現代でもきわめて重要な言葉だと私は思います。
何が起こったかではなく、それをどう処理するか。
それに対してどう感じるか、どう考えるか。
そしてどう対応するか。どう計画を立てて実行するか。
それらが大切です。
突然起こる思いがけない天災や事故、
悪い成績や失敗した仕事、
くだらない仕事、嫌な上司や同僚、
それらは、永遠には続かないとわかっていれば問題になりません。
逆に価値あるものに変化させられると信じていたり、
その出来事をきっかけに成長するための努力をしていれば、
大した問題ではありません。
私たちの人生で起こる出来事全てにどう対応するか。
それで運命が決まるのだと思います。
私は常に自分に問いかけるようにしています。
どうすれば前に進める?
どうすれば乗り越えられる?
どうすれば少しでも良くなる?
それから何が学べる?
失敗は誰でもします。
失恋、失望、怪我、病気、嫌いな人、大きな動揺、狼狽させられる出来事
これらは人間ならすべて経験することです。
大事なのはすべてを受け入れ、少しずつでも前に進むことでしょう。
何度打ちのめされても立ち上がり、
「たったそれだけのことだったか!」と
素直に言える時を楽しみにすべきでしょう。
重要なのは立ちはだかる壁を、チャレンジの機会だと捉えることです。
自分の力を示すチャンスとして捉えること。
過去の出来事は重要ではありません。
大切なのは、今後自分がどういう人間になって、どう生きているのかです。
起きた出来事が重要なのではなく、
それに対しどう対応するか。
それが、私たちの運命を決定づけます。
どんなことが起きても、
私たちは立ち直れるし、打ち負かすことができます。
その経験が私達を大きくします。
以上、成人の日にあたり
自分自身に言い聞かせる言葉としても書きました。
「何が起こったかではなく、それにどう反応するかが大切だ」
英語で書けば、
「It’s not what happens to you, but how you react to it ,that matters.」
古代ギリシャのストア派の哲学者エピティトスの言葉でした。
2024.01.11
私たち人間は、この世に生きていれば
様々なことを体験し、いろんな思いを経験します。
喜び、満足、充実感、幸福感もあれば、
悲しみ、不安、不快、不満、焦り、ストレス、仲たがい
嫉妬、欲望への刺激、誘惑、などなど。
そのような中で、
思春期以降、何かのきっかけで道を踏み外す人も時に出てくるわけですが、
思春期以前の九つまでの「つ」のつくうちに、あることが身に付いている人は、
かならず皆んなまっとうな道にもどってくると言われています。
そのあることとは?
実はそれが、しつけ三原則というものです。
しつけ三原則は教育哲学者・森信三先生が提唱されたものです。
一つ目は、自分からの挨拶。
人にしてもらってからするのではなく、自分から挨拶することができる。
二つ目は、「ハイ」という返事。「ウン」ではなく「ハイ」です。
「ウン」はただの声ですが、「ハイ」はしっかりした言葉です。
どちらの返答かで、返された時のこちらの印象が全然違います。
私たちの園内では、朝から14時過ぎまで英語だけの「No Japanese」で過ごさせますので、
その場合は、「うん」に相当する英語のYeahやYupではなく、
Yesや Yes,I am. Yes,I can.という「はい」に相当する言葉を言わせています。
三つめは、はきものそろえと椅子入れ
家に上がる時は履物をそろえる。椅子から立つ時はイスを入れて立つ。
以上の、しつけ三原則を園児に身に付けさせることは、
オブリージュインターナショナル幼稚舎の具体的教育目標になっていて、
毎日の教育実践の中で、外国人教師、日本人保育士のへだてなく
地道な教育実践として、全てのスタッフで取り組んでいます。
躾(しつけ)としてやり続けることによって、
そうしないでいると自分自身が何か気分が良くないと感じるのが身についた躾です。
九つまでの年齢の時に、しつけ三原則が身についていれば、
本人が、気持ちを入れ替え、更生しようとして新しい職場に入った時に、
以前はグレてて、ワルでどうしようもなかった様だが、
返事は必ず「ハイ」と言うし、朝は自分から「おはようございます」としっかり挨拶してくる。
席を立つ時は急いでいる時でもイスは必ず入れて落ち着いた所作で出ていく。
と、そのように必ず周りの人から思われたり、言われたりするようになります。
これが、まともな道に戻って生きる大きな力になるわけです。
2019.09.09
「幼児教育・保育の無償化に」ついてのご質問に
「私の子どもは今2歳なんですが、対象になりますか」
というような
年齢についてのおたづねも時々ありました。
その際
「対象年齢は基本的に3歳以上なので、2歳の場合対象外だと聞いています。」
と答えていました。
ただ厳密には、年収が少なくて住民税が課税されない世帯については、
当園のような認可外保育施設でも
0から2歳でも年額42,000円まで利用料が無償化されます。
該当するかどうか不明の方は、市の課税課におたずねになるといいと思います。
3歳以上の子で「保育の必要性の認定」が受けられた場合は、
当園に通園される子も月額37,000円までの金額が還付されます。
その認定には、
保育が必要な理由として、たとえば
○月60時間以上の就労 ○出産
○同居親族の介護、看護 ○求職活動
○育児休業中に、すでに保育を利用している子どもがいて継続利用が必要
などなど、いくつもの理由があがっています。
この場合個別の事情もあるので、ご自分が対象になるかどうか知りたい方は、
お住まいの市町村の役所・役場に直接お問い合わせされるのがいいです。
当園の所在地は岐阜市と各務原市ですが、
今回の制度改正に関連しいろいろとやり取りする中で、
そこの役所の方からも、そうしてもらうのが一番いいと聞いています。
岐阜市なら、子ども保育課 TEL 058-214-7826
各務原市なら、子育て支援課 TEL 058-383-1154
その他の市町村でも同様の担当部署が必ずありますので、おたずねください。
還付支給はお住まいの市町村からなので、そちらの役所・役場の担当部署に
聞いてみてください。
2019.09.07
「オブリージュさんに通園しても、対象になるんですか?」
最近問い合わせがあるのが、
今年10月からの「幼児教育・保育の無償化」についてです。
オブリージュインターナショナル幼稚舎は
行政機関に届出をし指導監督基準を満たしている「認可外保育施設」なので、
他の認可外保育施設と同じく、
3歳から5歳までの園児は月額37,000円までの利用料が無償化されます。
ただ、その対象になるには、
住んでいる市町村から「保育の必要性の認定」を受ける必要あります。
そのためにまず、たとえば
お住まいが岐阜市の方は岐阜市役所に、各務原市に住んでいる方は各務原市役所に、
岐南町に住所がある場合は岐南町役場に、所定の書類を提出しなければいけんません。
保育の必要性の認定を受けられる子どもとして聞いているのは、
両親共働きやシングルの親御さんのなどの家庭の子ですが、
詳細を知りたい方は、
市町村の担当部署(子ども保育課など)に直接おたずねになるといいです。
市役所や町役場の代表電話にコールし、
「10月からの保育の無償化について知りたいのですが」
と言えば必ず担当部署につないで頂けるはずですから。
2018.12.10
皆さん、こんにちは!
前回にもお伝えしましたが、
スタッフ心得7か条 最後の7番目のものは
「全体のサービス力向上をはかるために摩擦を恐れない。
ただし、改善を希望して意見を言う時は、
良い点を一つは伝えたあとに行う。
『共に是れ凡夫のみ』という不完全な人間性の相互所持を自覚して。」
です。
この中に、
『共に是れ凡夫のみ』という文語の言葉がありますが、
実はこれ、聖徳太子の有名な憲法17条にある言葉です。
憲法17条の第10条に、
『十、に曰(いわ)く、忿(ふん)を絶(た)ち、瞋(しん)を棄(す)て、
人の違(たが)うを怒(いか)らざれ。
人皆(みな)心有り。心おのおの執(しゅう)有り。
彼是(かれぜ)とするときは則(すなわ)ち我は非とす。
我是(われぜ)とするときは則(すなわ)ち彼は非とす。
我必ずしも聖にあらず、
彼必ずしも愚(ぐ)にあらず。
共(とも)に是(こ)れ凡夫(ぼんぷ)のみ。』
とあるのですが、そこからの引用文です。
この条文をむつかしそうに感じるかもしれませんが、
そんなことはありません。
現代の職場でも、社交の場でも、家庭でも
私たちがどこにいようと
人とかかわる機会があるなら、だれにでも起こることとして、
思わず腹を立ててしまったり、怒ってしまったりという
のがありますよね。
表情には出さないようにしても、心の中では怒っているとか。
条文の『忿(ふん)』の意味は、表に出さず心中でイカルことです。
あるいは、顔にもイカリを表して怒ったり。
条文の『瞋(しん)』はそういう意味でして、目くじらを
立てて怒ることです。
また、どうしてあの人はああ考えるんだろうか、
全体の場やチームワークとしては、こう動いた方がいいのに、
なぜ自分と同じように動かないんだろうかなど、
自分とは違う事を言ったりしたりする人に腹を立てたり。
『人の違(たが)うを怒(いか)らざれ』というのは、
そういうところをどこかに引っさげていきているのが、
我々人間だからこそ、
「人が自分と違う言動をとっても、それを気に入らないと思ったり、
腹をたてるようなことは、しないようにしよう」
とあるわけです。
続けて、聖徳太子が書いている
『人皆(みな)心有り。心おのおの執(しゅう)有り』とは、
「人には心があるが、心にはそれぞれ執着があったりする」
だからこそ
『彼是(かれぜ)とするときは則(すなわ)ち我は非とす。
我是とするときは則(すなわ)ち彼は非とす。』
「あの人がいいと言っているものを、自分はよくないといい、
自分がいいと言っているものを、
あの人はそれどうなの?と異論を唱えたりする」
でも
『我必ずしも聖にあらず、彼必ずしも愚(ぐ)にあらず。』
「自分は聖人のように完全無欠な人間ではないし、
あの人だって何の取り得もなくただ愚かな人でもない」
結局私たちは、
『共に是(こ)れ凡夫(ぼんぷ)のみ。』
「お互いどこかに欠点もある凡人同士である」
という条文です。
たいへんな聡明を伝えられている聖徳太子にして、
この自覚の持ち主だったところに、
憲法17条が長い歴史の中で今日まで価値あるものとして
伝えられている大きな意味があるように思います。
スタッフ研修の場で、外国人スタッフ達にも
日本人スタッフ達へと一緒して、
この条文のことを詳しく話した事がありました。
はたして彼らはどう感じるのだろうかと
思っていましたが、その時だけでなく
翌日の朝礼の場でもあの聖徳太子の言葉は
よかった、いいレクチャーをしてくれて
どうもありがとうと言ってくるアメリカ人がいました。
他には、こういうことってあるよねと
奥さんとのやり取りを例に出しながら、
気まずい思いをしてしまった自分の経験に照らして
感想を述べる別のアメリカ人もいました。
それはしっかり聞いていなければ、出てこない言葉でした。
日本人の偉大な祖先である聖徳太子の言葉は、
時代を超えて、異国で生まれた人の心にも
響いたのだと私は思いました。
長くなりましたので今回はこのあたりで
やめます。それでは、また!
2018.11.21
こんにちは!
みなさんは、伏せたコップと口が上向きのコップの
話は知っていますか?
水を注ぎたい時、口が上向きに置いてあるコップには
スムーズに水を入れる事ができます。
でも、伏せたコップに水を注いでも、水はコップの中には入らず、
コップの周りは水びたしになってしまいます。
これは、人のことも同じだと私は考えています。
仕事のために、あるいはその人のためを思って、
何かをその人に言ったとしても、
その人の心に受け入れる余地がなければ、
何もその人には伝わりません。
それどころか、すねたり、怒り出したり、
反発して予想外のトラブルが生まれたり・・・
何も言わない方がまだましだったという事も
あるわけです。
その人の心に、こちらの言葉を受け入れよう
聞こうという構えをつくる仕掛けが
「心得」にある「良い点を一つは伝えたあとに行う」なのです。
褒められて嫌な思いになる人はあまりいないのではないでしょうか?
どんな人でも、見つけようと努めればそれは見つかるはずです。
そうしたお互いの付き合いを、
スタッフ同士にしてもらいたいと私は思うのです。
スタッフ心得7か条の第7は、前回紹介しましたように
「全体のサービス力向上をはかるために摩擦を恐れない。
ただし、改善を希望して意見を言う時は、良い点を一つは伝えたあとに行う。
『共に是れ凡夫のみ』という不完全な人間性の相互所持を自覚して。」
です。
これに関して他にも伝えたいことが、あれこれとあります。
次回以降もどうぞお楽しみに!
2018.11.19
先日来 当園のスタッフ心得について
書いてきましたが、
今回は7か条の最後のものを紹介します。
この第7条は、すこし長いのですが以下の内容です。
7、全体のサービス力向上をはかるために摩擦を恐れない。
ただし、改善を 希望して意見を言う時は、良い点を一つは伝えたあとに行う。
「共に是れ凡夫のみ」という不完全な人間性の相互所持を自覚して。
7)Express your ideas in a fluent and respectful manner.
「Tomo ni Kore Bonpu Nomi」
We are all human beings, with good points and bad.
We all have points that can improved.
Focus not on the friction of disagreement but on the quality of your service.
思いをいい形にまとめるために、
幹部スタッフと時間をかけて話し合ったことを思い出します。
英語訳もよりよいものにするために、
スタッフと意見を交わしながら、何度も修正して作りました。
内容についてのコメントは、次回以降で記したいと思います。
どうぞお楽しみに!
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