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園長ブログ

2024.01.24

自分から挨拶するとどうしていいのか2

自分から挨拶するという事が身についていると

とても、有効なのが

心ならずもけんかをして、気まずくなった後などです。

意見の衝突やいがみ合いや喧嘩などは、

できればない状態で居たいものですが、

夫婦喧嘩、職場で同僚や上司・部下との衝突などなど

同環境で育つ兄弟でさえ喧嘩が起こるわけで、

違った環境で育った人間同士ならなおのこと起こることがあります。

 

しつけとは、し続けることによって身につくものです。

身についているとは、体で体得していることで、頭に中で理解している

だけの状態を超えています。

頭で理解だけの状態では、実行に躊躇が出たり、持続ができなかったりもします。

それは肝心な場面や要所ではなおのことそうなりがちです。

 

好き同士で結婚した夫婦でさえも、喧嘩をして気まずい関係になることは

あります。

しかし、その二人に自分から挨拶しないことに引っかかるような感覚があれば、

(すなわち自分からの挨拶が身についていれば)

喧嘩の後の朝、仮に目をそらしながらでも、挨拶はかわすでしょう。

そのように挨拶をお互いがする中で、

心をつなぎなおす糸口が見えてくるのです。

関係がぎくしゃくして、何日も何か月も口もきかないなどというおかしな状態は

生まれようがないのです。

それは家庭内だけでなく、

職場でもしかり、ご近所付き合いでもしかり、

町内会、子供会、ママ友付き合い、

幼稚園や学校関係などの付き合いもしかりでしょう。

自分からの挨拶が大事だという感覚は

人間関係にのぞましい効果を生みますし、

ひいては、究極的な対立や争い、戦争などさえ避けることにも

つながるのではと考えています。

 

 

 

2024.01.16

自分から挨拶すると、どうしていいのか 1

前回ここで書きましたしつけ三原則の一つ目が,

自分からの挨拶です。

 

これについて私は、園内で園児達に時々だずねることがあります。

「今日朝起きたときに、お母さんやお父さんにむかって

自分からおはようございます、と言った人は手を上げて」と。

言えた子は嬉しそうに手を上げますので、

「そうか、それでいいぞ」と頭をなでたりします。

そうでない子はうつむいてもじもじしているので、

「今日はできなかったかもしれないけれど、明日の朝はやってごらん。

きっとできるから」と言って頭をなでてあげます。

 

朝から14時過ぎまではAll English、No Japaneseの時間なので

その時間にたずねるときは私も英語で

「Please raise your hand if you said good morning to your mother or father

by yourself! ,after you got up in the morning.」

と言い、

手を上げた園児には

「Good job, Keep it up!」などと言い、

手が上がらない園児には、

「You couldn’t greet from you in this mornning,

but will be able to greet tomorrow’s morning.

You can do it.」と言って頭をなでると

園児は笑顔になります。

そして、翌日以降に同じ質問をすると

今度は手を上げたりするのです。

 

園ではそのようにしていますが、

ぜひお家でも,

お父さんやお母さんからこれを促して頂きたいと思います。

「つ」のつく九つまでの時期にのみそれができます。

10歳を超えると自我が目覚め、思春期になり

親から言われて何かすることに抵抗を持つようになります。

躾には、適齢期があると私は考えています。

それは、自分の足で立って歩けるようになる2つ(2歳)の頃から

九つ(9歳)の頃までの時期です。

その躾適齢期のお子さんを持つ親御さんは、

今が絶好の機会ですし、それを逃すと手後れになります。

そうしてお子さんに身についたその習慣・習性は、

年齢の成長とともに社会生活の中で

必ず武器になって役立ちます。

親御さん達の職場でも、自分からどんどん挨拶してくる新入スタッフと

こちらから声をかけなければ挨拶もしない新入スタッフでは

その後の伸びと成長に大きな開きが

出ていくことに気がつかれていると思います。

お子さんのためを思えばこそです。

どうか頑張ってください。

 

 

 

 

2024.01.08

何が起こったかではなく、どう反応するかが大切(成人の日に)

「何が起こったかではなく、それにどう反応するかが大切だ」

この言葉は、エピティトス(Epictetus、エピクテトスとも表記)が

2000年前に言った言葉ですが、

現代でもきわめて重要な言葉だと私は思います。

 

何が起こったかではなく、それをどう処理するか。

それに対してどう感じるか、どう考えるか。

そしてどう対応するか。どう計画を立てて実行するか。

それらが大切です。

 

突然起こる思いがけない天災や事故、

悪い成績や失敗した仕事、

くだらない仕事、嫌な上司や同僚、

それらは、永遠には続かないとわかっていれば問題になりません。

逆に価値あるものに変化させられると信じていたり、

その出来事をきっかけに成長するための努力をしていれば、

大した問題ではありません。

 

私たちの人生で起こる出来事全てにどう対応するか。

それで運命が決まるのだと思います。

 

私は常に自分に問いかけるようにしています。

どうすれば前に進める?

どうすれば乗り越えられる?

どうすれば少しでも良くなる?

それから何が学べる?

 

失敗は誰でもします。

失恋、失望、怪我、病気、嫌いな人、大きな動揺、狼狽させられる出来事

これらは人間ならすべて経験することです。

大事なのはすべてを受け入れ、少しずつでも前に進むことでしょう。

何度打ちのめされても立ち上がり、

「たったそれだけのことだったか!」と

素直に言える時を楽しみにすべきでしょう。

重要なのは立ちはだかる壁を、チャレンジの機会だと捉えることです。

自分の力を示すチャンスとして捉えること。

 

過去の出来事は重要ではありません。

大切なのは、今後自分がどういう人間になって、どう生きているのかです。

起きた出来事が重要なのではなく、

それに対しどう対応するか。

それが、私たちの運命を決定づけます。

どんなことが起きても、

私たちは立ち直れるし、打ち負かすことができます。

その経験が私達を大きくします。

 

以上、成人の日にあたり

自分自身に言い聞かせる言葉としても書きました。

「何が起こったかではなく、それにどう反応するかが大切だ」

英語で書けば、

「It’s not what happens to you, but how you react to it ,that matters.」

古代ギリシャのストア派の哲学者エピティトスの言葉でした。

 

 

 

2024.01.11

しつけ三原則 

私たち人間は、この世に生きていれば

様々なことを体験し、いろんな思いを経験します。

 

喜び、満足、充実感、幸福感もあれば、

悲しみ、不安、不快、不満、焦り、ストレス、仲たがい

嫉妬、欲望への刺激、誘惑、などなど。

 

そのような中で、

思春期以降、何かのきっかけで道を踏み外す人も時に出てくるわけですが、

思春期以前の九つまでの「つ」のつくうちに、あることが身に付いている人は、

かならず皆んなまっとうな道にもどってくると言われています。

 

そのあることとは?

実はそれが、しつけ三原則というものです。

しつけ三原則は教育哲学者・森信三先生が提唱されたものです。

 

一つ目は、自分からの挨拶。

人にしてもらってからするのではなく、自分から挨拶することができる。

 

二つ目は、「ハイ」という返事。「ウン」ではなく「ハイ」です。

「ウン」はただの声ですが、「ハイ」はしっかりした言葉です。

どちらの返答かで、返された時のこちらの印象が全然違います。

 

私たちの園内では、朝から14時過ぎまで英語だけの「No Japanese」で過ごさせますので、

その場合は、「うん」に相当する英語のYeahやYupではなく、

Yesや Yes,I am. Yes,I can.という「はい」に相当する言葉を言わせています。

 

三つめは、はきものそろえと椅子入れ

家に上がる時は履物をそろえる。椅子から立つ時はイスを入れて立つ。

 

以上の、しつけ三原則を園児に身に付けさせることは、

オブリージュインターナショナル幼稚舎の具体的教育目標になっていて、

毎日の教育実践の中で、外国人教師、日本人保育士のへだてなく

地道な教育実践として、全てのスタッフで取り組んでいます。

 

躾(しつけ)としてやり続けることによって、

そうしないでいると自分自身が何か気分が良くないと感じるのが身についた躾です。

九つまでの年齢の時に、しつけ三原則が身についていれば、

本人が、気持ちを入れ替え、更生しようとして新しい職場に入った時に、

以前はグレてて、ワルでどうしようもなかった様だが、

返事は必ず「ハイ」と言うし、朝は自分から「おはようございます」としっかり挨拶してくる。

席を立つ時は急いでいる時でもイスは必ず入れて落ち着いた所作で出ていく。

と、そのように必ず周りの人から思われたり、言われたりするようになります。

これが、まともな道に戻って生きる大きな力になるわけです。

 

 

 

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