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園長ブログ

2018.11.21

伏せたコップと口が上向きのコップ

こんにちは!

みなさんは、伏せたコップと口が上向きのコップの

話は知っていますか?

水を注ぎたい時、口が上向きに置いてあるコップには

スムーズに水を入れる事ができます。

でも、伏せたコップに水を注いでも、水はコップの中には入らず、

コップの周りは水びたしになってしまいます。

 

これは、人のことも同じだと私は考えています。

仕事のために、あるいはその人のためを思って、

何かをその人に言ったとしても、

その人の心に受け入れる余地がなければ、

何もその人には伝わりません。

それどころか、すねたり、怒り出したり、

反発して予想外のトラブルが生まれたり・・・

何も言わない方がまだましだったという事も

あるわけです。

 

その人の心に、こちらの言葉を受け入れよう

聞こうという構えをつくる仕掛けが

「心得」にある「良い点を一つは伝えたあとに行う」なのです。

褒められて嫌な思いになる人はあまりいないのではないでしょうか?

どんな人でも、見つけようと努めればそれは見つかるはずです。

そうしたお互いの付き合いを、

スタッフ同士にしてもらいたいと私は思うのです。

 

スタッフ心得7か条の第7は、前回紹介しましたように

「全体のサービス力向上をはかるために摩擦を恐れない。

ただし、改善を希望して意見を言う時は、良い点を一つは伝えたあとに行う。

『共に是れ凡夫のみ』という不完全な人間性の相互所持を自覚して。」

です。

 

これに関して他にも伝えたいことが、あれこれとあります。

次回以降もどうぞお楽しみに!

 

2018.11.19

全体のサービス力向上をはかるため

先日来 当園のスタッフ心得について

書いてきましたが、

今回は7か条の最後のものを紹介します。

この第7条は、すこし長いのですが以下の内容です。

 

7、全体のサービス力向上をはかるために摩擦を恐れない。

ただし、改善を 希望して意見を言う時は、良い点を一つは伝えたあとに行う。

「共に是れ凡夫のみ」という不完全な人間性の相互所持を自覚して。

7)Express your ideas in a fluent and respectful manner.

「Tomo ni Kore Bonpu Nomi」

We are all human beings, with good points and bad.

We all have points that can  improved.

Focus not on the friction of disagreement but on the quality of your service.

 

思いをいい形にまとめるために、

幹部スタッフと時間をかけて話し合ったことを思い出します。

英語訳もよりよいものにするために、

スタッフと意見を交わしながら、何度も修正して作りました。

 

内容についてのコメントは、次回以降で記したいと思います。

どうぞお楽しみに!

 

2018.11.10

立腰(りつよう)・すくっと座りなおします(笑)

7rules of staffs (スタッフ心得7か条)の中の

Practicing Ritsuyo (立腰の実践)に関して

今回も書きます。

 

園舎の教室にはってある一枚の

かわいらしいタッチで描かれたポスターがあります。

この絵はよくできているのですが、

その絵は先生がいて、園児たちに絵本の読み聞かせを

しています。

園児たちはいろんな姿勢で聞いています。

体を横に傾けている子や、

前にある机にうっぷして聞いている子もいれば、

足をブラブラさせながら、

頬づえ付いている子までいます。

そして、腰骨を立てて綺麗な姿勢で座っている

子もいます。

 

教室の絵の横に、姿勢が悪いこと姿勢のいい子の

横から見た断面図があります。

姿勢の悪い子のそれは、グヌュっと曲がった背骨と

その前にある胃や小腸や大腸などが

圧迫されて、

苦しそうな顔でひしめき合っている絵です。

姿勢のいい子の断面図には、

まっすぐ伸びた背骨と

ニコニコ顔の内臓ちゃんたちが描かれています。

 

当園で姿勢悪く座っている子がいれば、

絵のその部分を指さして見させてあげるだけで、

すくっと姿勢がよくなります(笑)。

 

子ども達は素直ですし、真似をするもの好きですから、

どの子も、立腰の姿勢で座わり直します。

 

このような指導を園児にしている私たちスタッフも

いいお手本になれるよう立腰(りつよう)を心掛けているわけです。

 

 

2018.11.03

立腰(りつよう)・ウットリするほど美しい座り姿

みなさん、こんにちは。

私の遅筆により、ブログ更新が遅くなりすいません。

 

今日は「スタッフ心得7か条」の中の、第6

立腰の実践

Practicing Ritsuyo (straight posture)

を紹介します。

 

そもそも「立腰」という言葉じたい、なじみがない方も多いようで

漢字だけ見ると、どう読むんですか?

「たてごし」でいいんですか?

などの質問を受けることがこれまでありました。

読み方は「りつよう」で、

腰を立てる、腰骨を立てるという事を意味します。

 

この「立腰」とは、知る人ぞ知る教育哲学者 森信三先生が

提唱された「しつけ3原則」と並ぶ大切な教育実践です。

小さいうち=ツのつく九つ(ココノツ)の歳までに

少なくとも「立腰」と「しつけ三原則」さえ、しっかり実践させておけば、

ただ覚えるよりも自分でものを考えるのが好きになる年頃や

思春期などの、小学校高学年や中学・高校生時代に

非行や親不孝など、仮に大きく道を踏み外してしまっても、

成人する年の頃には必ずまっとうな人間にもどるようになると

言われている教育実践の一つです。

 

立腰、すなわち腰骨を立てて座ることにより、

心と体を統一させ、意志力・集中力と性根の土台を築く

と森先生は著書に書かれています。

そして

しつけ三原則は、

一つ 自分からの挨拶(明るい人間関係をつくるために)

二つ ハイという返事(相手の話を素直に聞く心の構えをつくるために)

三つ はきもの揃(そろ)えと椅子入れ(締りと美意識を養うために)

というものです。

 

立腰 と しつけ三原則は、

私たちオブリージュインターナショナル幼稚舎の

具体的教育目標の一つでもありまして、

次回のブログでもう少しいろいろと

述べさせて頂きたいと思います。

実際に行っている具体的な園での指導とからめて

できれば書きたいと思いますので、

どうぞお楽しみに!!

 

 

 

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